鉱石の道のストーリーを最も体感できるルートです。明延鉱山で採掘された「鉱石」は、明神電車(一円電車)で神子畑選鉱場へと運ばれ、錫・銅・亜鉛などの鉱石に分離。錫は生野、銅は香川県直島、亜鉛は秋田県秋田市の各製錬所に運ばれ、金属に製錬されました。明延鉱山から神子畑選鉱場跡、そして生野鉱山町と、鉱物が鉱石・金属になるまでのストーリーを辿ります。
スタート/1日目
北近畿豊岡自動車道「八鹿氷ノ山IC」
↓ 車で約3分 ↓
道の駅ようか但馬蔵
地域から毎日届くフレッシュな果物や野菜など、品揃え豊富な道の駅。特産品の蛇紋岩米や八鹿豚などを使ったグルメが楽しめます。足湯もあるので旅の疲れを癒そう♪また、日本遺産「播但貫く、銀の馬車道 鉱石の道」の認定を記念し、明延鉱山を象徴する一円電車のモニュメント「かくれんぼ」(藤本イサム氏制作)も設置されています。
[所]兵庫県養父市八鹿町高柳241-1
[問]079-662-3200
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↓ 車で約35分 ↓
明延鉱山探検坑道(あけのべ自然学校)
奈良・東大寺の大仏鋳造の際に、銅が使用されたと言い伝えが残る明延鉱山。明治42年に錫鉱が発見されて、「日本一の錫の鉱山」として栄えました。明延鉱山から神子畑鉱山までの約6kmを「明神電車」が走り、明延で採掘された鉱石や人を運びました。昭和62年に閉山しましたが「探検坑道」として一部が公開されています。
[所]兵庫県養父市大屋町明延1184
[問]あけのべ自然学校 079-668-0258
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《ガイドツアー》
◆明延鉱山探検坑道ガイド(入坑料金含む)
[料]一般・高校生1,200円、小・中学生600円
[時]約1時間(3日前までに要予約)
[問・予約]あけのべ自然学校 079-668-0258(平日8:30〜17:00)
※4〜11月第一までの毎週日曜日は当日受付
(受付時間:10:00〜15:00/受付場所:あけのべ憩いの家)
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↓ 車で約30〜40分程度 ↓
2日目
神子畑選鉱場跡<ガイドツアー>
明治11年に銀の新鉱脈が発見され、生野鉱山の支山として稼働。明延鉱山で錫が発見されたことにより、鉱石の選鉱場になり、最盛期には東洋一と呼ばれました。液体中に混じる固体粒子を分離する装置「シックナー」の円柱の柱が並ぶ様はまるで神殿のよう!
[所]兵庫県朝来市佐嚢1842-1
[問]079-666-8002
(鉱石の道神子畑交流館「神選」)
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《ガイドツアー》
[料]ガイド1人につき3,000円(1団体20人まで)
[時]約1時間程度(要事前予約)
※駐車スペースも限られているので車の台数も要相談
[問・予約]鉱石の道神子畑交流館「神選」 079-666-8002
鉱石の道 神子畑交流館「神選」
昭和50年代頃の神子畑鉱山周辺を再現したジオラマや、明治27年頃の神子畑山神宮の神輿などを展示しています。オリジナルグッズも販売中!
[所]兵庫県朝来市佐嚢1842-1
[時]10:00〜17:00
[休]水曜、年末年始
[問]079-666-8002
→ 詳細はこちらから
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↓ 車で約5分 ↓
神子畑鋳鉄橋
現存する日本最古の全鋳鉄橋であり、鉄橋としても3番目の古さを誇ります。
[所]兵庫県朝来市佐嚢1637番地7
[問]079-666-8002
(鉱石の道神子畑交流館「神選」)
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↓ 車で約5分 ↓
トロッコ軌道とトンネル跡
国道429号沿いにはかつてのトロッコ軌道とトンネル跡が残っています。
[所]兵庫県朝来市佐嚢
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↓ 車で約15分 ↓
羽渕鋳鉄橋
「羽渕のめがね橋」として親しまれています。明治20年に神子畑鋳鉄橋と同時に架橋され、平成7年に現在の場所に移設されました。
[所]兵庫県朝来市羽渕字柳16番地1
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↓ 車で約20分 ↓
旧生野鉱山本部前
<神子畑選鉱場跡のシックナーと比べてみよう!>
現在も稼働中のシックナーが見えます。(※見学は不可)
新旧を比較してみましょう。
↓ 車で約5分 ↓
史跡生野銀山
平安時代に発見されたと伝えられている、日本有数の大鉱山。江戸幕府の直轄鉱山として栄え、明治には日本初の官営鉱山となりました。坑道の総延長はなんと350km、地下880mの深さに達します。閉山以降は、史跡生野銀山として、坑道の一部が一般公開されている他、近代化の礎となった鉱山の歴史、鉱石標本等を展示しています。1kmに渡り明治以降の近代的坑道と江戸時代以前の手掘の跡を同時に見学できます。
[所]兵庫県朝来市生野町小野33-5
[時]4〜10月:9:10〜17:20(観光坑道受付終了:16:40、冬季は変動あり)
[休]年末年始・12〜2月のみ火曜休館(祝日は翌日)
[料]大人1200円・小中高生600円・小学生未満無料
[問]079-679-2010((株)シルバー生野)
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《生野ハヤシライス》
昭和のハイカラグルメ「生野ハヤシライス」は、昭和30〜40年代に生野鉱山の社宅でよく食べられていました。当時の地方ではまだ洋食は珍しいもので、東京から赴任してきた鉱山職員の社宅から伝わったと言います。生野の町中には、復刻ハヤシライスの提供店が点在している他、レトルトパックのお土産も販売されています。
→ 詳細はこちらから
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↓ 車で約15分 ↓
JR生野駅前 or 朝来市内駐車場
播但連絡道路「神崎北IC」より姫路・大阪方面へ
ゴール