江戸幕府の直轄鉱山であった養父市の中瀬金山と朝来市の生野銀山の町並みを巡るルートです。近畿最大の 金山町として栄えた中瀬には、江戸時代の金山役所跡や金の鉱石を砕くのに使われた石臼が町の中に残っています。日本有数の銀山があった生野鉱山町では、江戸時代の郷宿や赤瓦などの古い町並みの他、明治維新後に建てられた洋風建築も見られ、鉱山町特有の文化や人々の暮らしを垣間見ることができます。
スタート
JR京都駅 or JR新大阪駅・大阪駅
↓ 電車で京都駅から約2時間/
新大阪駅から約2時間20分 ↓
【JR京都駅】
特急きのさき号に乗車
【JR新大阪駅・大阪駅】
特急こうのとり号に乗車
JR八鹿駅
↓ 全但バスで約35分 ↓
中瀬鉱山エリア
<まちあるき>
江戸時代には、近畿地方でも最大の金山として栄えました。昭和に入ると、日本一大きな「自然金」が産出する鉱山であり、日本最大のアンチモンの鉱山としても有名になりました。現在も輸入した材料からアンチモン製品(触媒等)を製造しています。
※石間歩坑口は企業の敷地内にあるため、見学には許可が必要です。
[所]兵庫県養父市中瀬
[問]養父市関宮地域局 079-667-2331
→ Googleマップへ
中瀬金山関所(トロッコ広場)
金やアンチモンの鉱石などの鉱山関係の資料を展示する学習・交流施設。隣接するトロッコ広場には、昭和44年まで使われていた蓄電池式機関車とズリ捨てに使われた三角鉱車(ナベトロ)が展示されています。また、町の中には金の鉱石をくだいた石臼が残っています。
[所]兵庫県養父市中瀬896-10
→ Googleマップへ
陣屋(金山役所と石垣)
慶長5年(1600)、徳川家康配下の生野奉行・間宮新左衛門によって、ここに金山役所、役宅、米蔵、牢屋が建てられたと伝えられています。享保8年(1723)に役所は廃止されましたが、その敷地と古い石垣が残っています。
[所]兵庫県養父市中瀬
→ Googleマップへ
《ガイドツアー》
◆中瀬金山ガイド
[料]ガイド1人につき2,000円(10名程度)
[時]1時間程度(要予約/見学内容・時間は相談に応じます)
[問・予約]養父市役所関宮地域局 079-667-2331/FAX 079-667-3213
→ 詳細はこちらから
↓ 全但バスで約35分 ↓
JR八鹿駅
↓ 電車(山陰本線)で約12分 ↓
JR和田山駅(播但線に乗換)
↓ 電車(播但線)で約40分 ↓
JR生野駅
《レンタサイクル》
◆朝来市観光情報センター(JR生野駅舎内)
[料]普通自転車 1日500円/電動自転車 1日1,000円
[時]9:00〜17:00(最終受付16:00まで)
[問]朝来市観光協会生野支部 079-679-2222
→ 詳細はこちらから
↓ レンタサイクル or 徒歩で約10〜20分 ↓
口銀谷の町並み(生野銀山町)
<まちあるき>
平安時代に発見されたと伝えられている、日本有数の大鉱山である生野鉱山。江戸幕府の直轄鉱山として栄え、明治には日本初の官営鉱山となりました。口銀谷地区は鉱山の関係者が多く住んでいたエリアで、今もトロッコ軌道跡や郷宿、官営生野鉱山に勤務していた官吏の旧宿舎などが残されています。また、鉱石を精錬した際にできたカスを固めた「カラミ石」使用した擁壁やベンチなどを町の至る所で見ることができます。
[所]兵庫県朝来市生野町口銀谷
旧生野鉱山職員宿舎・志村喬記念館
官営生野鉱山に勤務していた官吏の旧宿舎。俳優・志村喬も鉱山社宅で育ち、1棟は記念館になっています。
[所]兵庫県朝来市生野町口銀谷697-1
[時]9:00〜17:00
[休]月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
[問]079-670-5005
→ 詳細はこちらから
→ Googleマップへ
生野まちづくり工房「井筒屋」(旧吉川邸)
幕府の役人などが宿泊した郷宿を公開。資料展示や銀の馬車道グッズ、手作り菓子なども販売しています。
[所]兵庫県朝来市生野町口銀谷640
[時]9:00〜17:00
[休]月曜(祝日の場合は翌日)、12/29~1/3
[問]079-679-4448
→ 詳細はこちらから
→ Googleマップへ
口銀谷銀山町ミュージアムセンター(旧浅田邸)
古民家を活用した観光交流施設。趣のある書院造りの建物では、入母屋屋根などを見学できます。
[所]兵庫県朝来市生野町口銀谷619-2
[時]9:00〜17:00
[休]月曜(祝日の場合は翌日)、12/28~1/3
[問]079-670-5006
→ 詳細はこちらから
→ Googleマップへ
↓ レンタサイクル or 徒歩で約10〜20分 ↓
JR生野駅
↓ 列車で大阪駅まで約1時間50分 ↓
特急はまかぜ号に乗車
JR大阪駅
ゴール